カスタムのHK-1000の故障でした。海外の人がすでにrepro品を作ったりしてたので、ロジアナ当てりゃ理解できるだろうって事で調べた結果が前回のエントリHK-1000 チョットデキルです。
修理にあたって大変だったのは、解析よりも刺さってる部品の取り外しでした。普段はヒートガンあてて引っこ抜くんですが、ちっとも溶けない、動かない。特に電源周りが合金化が進んでる?感じの嫌な手応え。仕方ないので足をペンチで切って、一つ一つ丁寧にハンダを当てて抜くことにしました。それでも電源周りはうまくいかず、例によってハンドドリルで削ってます。
リプロは後々の人が見たら簡単にコピーできるよう、作るのが楽なよう、DIP部品だけで構成しました。ギチギチに詰め込んでオリジナルサイズを維持してます。
王となるためのやつ。早く修理終わらせたいけど240待ち。解析結果に間違いないといいな。 pic.twitter.com/48dDQgwDJi
— とよしま (@toyoshim) October 23, 2019
で、とりあえず部品がなかなか届かないので240だけでも落札して試作。
はんだ付けが楽になるかなってDIPだけで構成してみたんだけど、今となってはDIPの方が面倒だった…… pic.twitter.com/oYbdXAI9Vy
— とよしま (@toyoshim) October 25, 2019
ほんとにびっしり配置。未実装のソケットはコインロック用の回路が入りますが、自分の環境では不要なので空きのまま実験。不要なら実装しなくて済むようにはなってます。
しかし、74Sだからか電力食って熱い。回路が正しいのか不安になるくらい熱くなります(汗
おっしゃ、一発動作。達人王の修理完了! pic.twitter.com/d5GvtFMTtq
— とよしま (@toyoshim) October 25, 2019
超連射やバツグンから縦シューに入った人なので、改めて達人王をやると両者の原点って印象を受けますね。難しいって話ばかりが独り歩きしてるけど、めちゃくちゃ面白いのは間違いない。あとはアレだ、どっかに壊れたバツグン落ちてないかなぁ……。
2 件のコメント:
大変参考になる記事をありがとうございます。
電子回路はあまり詳しくないので素朴な疑問なのですが、
コインカウンター周りの回路として74174を使用していますが、
コインカウンターは筐体によって5Vと12Vがあると思います。
74174の出力がコインカウンターへつながっていると認識していますが
この基板の回路で12Vのコインカウンターが接続されても問題はないのでしょうか?
お時間があればご回答頂ければ幸いです。
こちらのコメント気づくの遅くなりました。Twitterでも質問して頂いた方でしょうか。
コインカウンターとコインロックについては真面目に対処できてなくて申し訳ないです。
実際にはCPUからの書き込みを74174で受けた後、5V/12Vそれぞれソレノイドを駆動、逆起電力から保護する等の回路を組む必要があるかもしれません。他のアーケード基板を調べれば良いのですが、自分が筐体持ちでないため、まじめに調べた事がありまえんでした。
コインロックの挙動に関しては達人王でクレジットが9 個入った状態になるとロック 、8個になるとアンロックがCPUから指示されるのは確認しましたが、それを他の機器につないでテスト〜というのはしていません。
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