2008年12月31日水曜日

USB Devices in VMware Server on Ubuntu

以前は普通に使えたと思うんだけど、気づいたらUSBデバイスがGuest OSから見えなくなっていました。あれれ?と思って調べてみたら、この辺が原因らしい。

#2のコメントの通り、mountdevusbfs.sh のコメントを外してあげて、fstabにusbfsの項目を追加。最後に

% sudo mount usbfs

で見えるようになりました。

とりあえず/proc/bus/usbの問題かどうか切り分けるには、usbviewを使うと良いかも。

% sudo apt-get install usbview
% usbview

これでデバイス一覧が表示できれば問題なし。上記の設定をしない状態(usbfsがmountされていない状態)だと、/proc/bus/usbの設定を見直せ、みたいなエラーメッセージが出てきます。

2008年12月24日水曜日

LilyPond


楽譜を書かせるソフトは色々あるけど、綺麗に表示させようとすると物凄く面倒。DTMソフトにも曲データをそのまま譜面で表示する機能はあるけど、表示を気にしだすと曲を作ってるんだが楽譜を作ってるんだか、わからなくなりがち。

ってことで、CUI慣れしている私にお似合いなツールがこれ、LilyPond。要するに楽譜入力のためのTeXフロントエンドだと思って間違いない。MMLライクに音符を入力していき、

% lilypond lovelymagic.ly

などとコマンドを叩くと、lovelymagic.psとlovelymagic.pdfを吐き出してくれる。MML慣れしている自分にとっては、とっても便利。難点を列挙すると、
  • 繰り返しを綺麗に書こうとすると構造的に書く必要があり直感的ではなくなる(TeXで数式を書く時の感覚に近い)
  • オクターブの考え方がいわゆるMMLの系譜とは違って、常に直前の音から4度以内が「オクターブ指定なしの音程」となる。例えばMML的な「a<c」は単純に「ac」でok。逆にMML的な「gc」は「gc'」と書く必要がある。
ちなみに右の画像がLilyPondで書いてみたサンプル。エンディング部分が書いてないけど、某曲のドラム譜です。PNGで出力する事もできるんで、そのまま出力をアップロードしてみました。

T'SoundSystemにもコンパイラから.lyを吐き出して、LilyPond経由で楽譜PDFを生成する機能を付けよっかなぁ。