・日時:2017/03/12(日)
・場所:秋葉原 UDX GALLERY 4F
●第一部 展示・即売会 13:00~16:00
¥1,000- (高校生以下無料)
●第二部 懇親会・講演 16:30~18:00
¥4,500- (事前予約制・締切りました)
※第一部から通しで入場できます。
だそうです。
展示はイモリと僕とで絶賛準備中なわけですが、ひとまず僕の方から出す予定の物を紹介したいと思います。
CP/Mega88 - AVRで動作するCP/M
だいぶ古いネタで恐縮ですが、2009年から2010年にかけて制作したATMEGA88上で動作するCP/Mエミュレータです。エレキジャック・フォーラムで発表させて頂き、それなりに好評だったようです。当時、FPGAによるレトロPCの再現が流行っていたわけですが、本業が論理設計だった私は、敢えてマイコン1つでCP/M互換機を再現するという暴挙に出ました。
スライドのセンスが7年間変わっていなくてショックです。
Applerm II - ARMで動作するApple II BASICでLチカ
同じコンセプトでApple IIをLPC1114ワンチップで実装したもの。こっちはもっと最近の制作です。本来Apple IIはシリアルコンソールで動作するようなものではないのですが、VRAMの動きをトレースしつつ、シリアル端末情報に変換しています。画面スクロールとかの検出が大変だった。Apple IIのI/OにLPC1114のGPIOをマップしてあげているので、BASICからのPOKE命令でLチカできます。
4KBしかRAMがない中で、本来それより大きなRAMを必要とするBASICを動かすには、結構な黒魔術が必要でした。
雑誌の付録になっていたMARY-MB基板を使った動画もあります。
MegaZ-80K - AVRで動作するMZ-80K
CP/Mを作った後に、次はビデオ出力込みで何か作れないかな、という事で制作。4個のAVRを使ったヘテロマルチコア構成。ビデオ出力はATMEGA328が担当。RAMの大部分をVRAMとして使いつつ、クロック数えながらビデオ信号を生成しています。Z80エミュレーションはATMEGA644上で行っており、必要に応じてVRAMへの書き込みをフォワードするわけですが、書き込み可能な期間がVSYNCの間だけに限られているため、ATMEGA328との間にバッファとしてATTINY2313を挟んでいます。このチップはサウンドエミュレーションも兼任しています。また、キーボード代わりのファミコンコントローラ制御に別途ATTINY2313を1つ使っています。これらのチップは共有バスを通じて通信します。USARTベースの独自仕様。
SoundCortex - 80円で再現したPSG+SCC音源
Qiitaで何回か記事を書いていますが、(当時)80円のLPC810というARMを使ったPSG+SCC音源モドキです。I2Cで制御できるのがポイント。
今回はRas Pi上で動作する魔改造MSXエミュレータを通しての演奏デモを予定しています。写真のようにSDスナッチャーのオープニングを流す予定。
YouTubeにはGRADIUS 2を演奏するデモもあります。
今回このファームウェアを焼いたLPC810を持ち込み、実費+α(というか、送料考えると赤字)の100円で配布しようかなぁ、と思っています。実際に遊んでくれるユーザーを増やしたいので。まぁ10個くらいですかね。
SION2HD - X68k用ゲームをHTML5でHD化
X68k用のシューティングゲーム、SION2を最新の技術を駆使してウェブ上で動くようにしてみました。しかもハイレゾ化やステレオ表示といった謎の拡張が施されています。
実際に遊んでもらう方が早いかも。bit.ly/sion2で遊べます。また、黒魔術の詳細については以下のスライドで説明しています。
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