2018年7月12日木曜日

チッタのアケコンを作るのだ

こんな感じで……

なんとなく新しいコントローラを作り始めてるわけですが、さて我が家の既存アーケード環境にどう繋げたものかな、と思案中。USBのコントローラならさっくり繋がるんですけどね、普通の環境と違って。でもせっかくだから信号直結させたい。そうなると今使ってる基板用コントローラみたいにJAMMAのブリッジを作ることになっちゃう。それも悪くはないんだけど、あの大きいコネクタをぶらーんとぶら下げてると、やっぱり重いし線が切れやすい(切実)。あと、高清解霸の新しいバージョン、数字高清解霸っていうCGA信号をHDMIにアップスキャンしてくれるボードが3,500円ほどで売ってたので、入手して新たにコントロールボックスを作り直したいなぁ……とか。

とりあえず基板が増えてきた現状、ボックスに求めてる仕様は
  • 1P/2Pのコントローラはそれぞれ外部から接続、交換可能に
  • 連射やボタンの配置換えは拙作の高橋くんを外付けする事で対応
  • R/G/B/CSYNCそれぞれにボリュームを付ける(CSYNCは彩京とDATAEAST対策)
  • JAMMAのスピーカー信号はLINEレベルに落として外へ出す
  • スピーカー信号をもう1系統外部から入力してLINEレベルに落として外へ出せるようにする(namcoステレオ基板対策)
  • TAITO F2対策(大マザー音声用-5Vと特殊なSYNCに対応できるよう調整)
  • 基板との接続はJAMMAハーネス(中華な6ボタン拡張仕様)とCPS2用キックハーネス
こんな感じ。今回、真面目にステンレス加工してケース作ろうかなぁ……と思っているので、ゆっくりボチボチ弱火で進める方向で。いや、やっぱり2歳の娘と遊んでると適当な作りだとすぐ断線しちゃうんですね(汗

で、とりあえずコントローラ周りを今の環境とやりくりしながら進めようと思いまして。ひとまずボックスとコントローラのインタフェース、これをNEOGEO互換というか、シグマ電子の旧タイプですね。NEOGEOで未使用だった配線を使って6ボタンに拡張したもの。これを流用しようと思います。シグマの現行タイプは端子の入手性が悪かったりするし、NEOGEOのコントローラがそのまま使えるのはメリットかなって。

仕様としてはD-Sub 2列15ピンで配線は以下のとおりです。

1GND
2ボタン6
3コイン
4ボタン4
5ボタン2
6
7
85V
9未使用
10ボタン5
11スタート
12ボタン3
13ボタン1
14
15

で、ここまで決めておいて、まずはこのインタフェースを取り出すJAMMAブリッジを作成する事にしました。普段は手でショートさせて済ませてるテストボタン付き(笑)。


以前コントローラ作った時は1P側用と2P側用の2種類のJAMMAコネクタが出ていて無駄に重たかったため、今回はちょっと工夫してます。魔法大作戦のインタビューの中で、堀井社長が雷電で遊んだというエピソードがヒント(笑)。

スタートとコイン以外は1Pと2P両方の信号に繋げています。コインは1P側にだけ接続。クレジット設定は普通はシェアになってると思うのでこれで問題ないはず。スタートに関してはスイッチを通して1Pと2Pどちらかに接続されるようになってます。一人で遊ぶ分にはスタートボタンさえ切り替えられれば好きな方から入れるし、いざとなったら両方のスタートを交互に押して、堀井社長が遊んだという同期ダブルプレイもできる(笑)。

これでNEOGEOコントローラや自前の互換コントローラをひとまず現行環境で使えるようになりました。

ちなみに作成中のコントローラですが、外箱はAliExpressで見つけた2,000円ほどのモノです。そこに自作の天板と千石で買ったボタン類を合わせて作ってます。ボタン類は三和を使うことが多いんですが、今回はお試しでセイミツ製で揃えてみました。全体的にチッタ色で揃ったのが嬉しい。


こんな感じで作ったものを印刷して切り出し。最初はプラ板を同様にカットして上に載せて固定してたんですが、やっぱり横から汗が入って駄目だよなーって事で、最終的にはラミネート加工した物をカッターで切り出してます。


この半透明のボタン、三和製も同様ですが、ボタンを外して中に絵を入れることができます。最初の写真は処理前でしたが、最終的にはボタン用に切り抜いた部分をさらに一回りカットしてボタンの中に収めました。

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