そんなわけで、ちょっくら兎の配線を調べてみたのでその情報共有。麻雀王もたぶん同じじゃないかなーとは思うけど、保証はできませんので悪しからず。
まず前提として、麻雀コネクタ、あるいは他のI/Oから麻雀に変換する場合、基本は4出力6入力のマトリクスで24種類(実際に使われているのは20種類)の入力を表現します。それぞれの入出力マトリクスの交点にスイッチを配置するだけ。デジタル回路的に理解するなら、出力は基本HIGHになっていて、4つのうち多くて1つが時分割でLOWに、そのLOWになっていた出力ピンに応じて6入力の解釈が変わるので、対応する信号をLOWにして送ってあげれば良い。
で、G-Netの場合は3P/4P用の拡張コネクタを流用しているようです。出力に使う4ピンは本来コインカウンター、コインロックアウトに使われている1番2番ピン。出力にとれるのがこれら2本しかないので、3Pと4Pを併用して4出力を確保します。入力は4P側の1レバー2ボタンを使います。コインはそのままJAMMAの1P/2P用コインが効いてるようです。
3P-1 | 3P-2 | 4P-1 | 4P-2 | |
---|---|---|---|---|
A | B | C | D | 4P-5 |
E | F | G | H | 4P-6 |
I | J | K | L | 4P-7 |
M | N | チー | ポン | 4P-8 |
カン | リーチ | ロン | 4P-9 | |
スタート | 4P-10 |
もし、麻雀コネクタに変換したいなら、以下のように対応させれば動作するはず。
G-Net | 3P-1 | 3P-2 | 4P-1 | 4P-2 | 4P-5 | 4P-6 | 4P-7 | 4P-8 | 4P-9 | 4P-10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
麻雀コネクタ | A | 1 | B | 2 | M | N | P | R | S | T |
自分はこんな感じで変換コネクタ作りました。入力だけ麻雀コネクタからとって、電源やら画面、コイン入力はJAMMAから。
麻雀コネクタの詳細はアーケードハーネス配線データベースさんの麻雀の項に詳しい情報がありますので、知らなかった人はそちらも参照の事。
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