2018年3月22日木曜日

MV-1A 修理とマルチBIOS化

3,000円そこそこでジャンクとして入手したMV-1A基板。とりあえず基板の掃除と接触不良の確認とか、基本的なメンテをしたら起動するようになった。


最初はこんな感じで画面が少し崩れてたけど、最終的にはほぼほぼ完璧に動作するようになった。「ほぼほぼ」って言ってるのは、なぜかKOF'99だけで音が出ないため。他のカートリッジでは音が出てるので原因は良くわからないんだけど……このカートリッジ自体、接触悪めなので、あまり気にしないことにした。(追記:その後、同じ症状の基板を入手したので調べてみたところ、別のカートリッジでは……というのは誤りで、どうもBIOSのROMの接触に関係してるようです。ROMを差し替えたら動作したのでBIOSの版が影響しているのかとも思ったのですが、その後、元ROMに戻しても鳴るようになりました。あるいは別ROMが叩くなんらかのハード初期化が影響した可能性もありますが、そこまでは問題を切り分けられていません。)

で、この子はBIOS簡単に差し替えられるので、せっかくだから複数のBIOSが切り替えられるように魔改造してみた。前回の基板もあるのでASIA/EUROPE版と日本版のBIOSが手元にあるので……0x00000401だけ望みのリージョンに書き換えとくとかじゃなくて、普通に両方のBIOSを胸張って載せられる!まぁ、個人的にはBIOSメニューが日本語になっても嬉しくないけど。日本語フォント綺麗じゃないし。UniBIOSはまぁ解釈は人それぞれだろうけど、OKと思えばそれだって切り替え可能にする事は可能。

(マルチだから、はわわ)

こんな感じですね。本来のEPROMの4倍サイズのEPROMを載せてます。右上の2ピンが役割が違っていて、アドレスの上位2ビットになってます。なので、この2ピンはソケットから外してあって抵抗で強制的にpull-down。DIPスイッチ入れるとHIGHになるように空中配線してます。これで4種類のBIOSが切替可能。

普通の人は2倍にしといてオリジナルとUniBIOSを切替可能にしとけば十分かも。いや、UniBIOSだけで十分なのかもしれませんが。

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