2015年1月9日金曜日

Lennyは新しすぎた

Etchでkernelの設定を変えて色々試してる間にLennyのイメージを見つけたので試してみた。XFSがデフォルトでオンになってたので期待したんだけど、互換性問題が修正された後のバージョンのようだ=Etch/OABI XFSは読めなかった、という残念な日記。

https://web.archive.org/web/20130605075901/http://people.debian.org/~aurel32/qemu/arm/

web.archive.orgにLennyのARM OABIイメージが残ってた。README.txt通りに起動すればXFSが有効になったカーネルで起動できるので、-hdbでイメージを渡せば普通にマウント可能。ただ、xfs_repairとかインストールされてないので、ちょっと作業が必要。

ちなみに運が良ければ、
# mount /dev/sdb /mnt
# ls -l /mnt
でメタ情報含めて正しく見えれば勝利。駄目だったらツール使ってfile systemの修復。まずは、このままだとaptが使えないので、/etc/apt/sources.listを編集。
deb http://archive.debian.org/debian/ lenny main
を追加すればOK。
# apt-get update
# apt-get install xfsprogs
あとは程度次第だとは思うんだけど、
# xfs_repair /dev/sdb
これで駄目なら
# xfs_repair -L /dev/sdb
あたりをマウント解除した状態で実施。で、僕の場合は最初から最後まで治らず。例のページにあったように shareというディレクトリ名は出てくるけど、メタデータが壊れて見えてる状況。xfs_repairはエラーなしで綺麗に終わったんだけど。

HDL-GTはEtchらしいのでバージョン揃えて試す作業を継続してみる。こっちは配布されてたイメージでXFSがONになってないので、kernelとinitrd.imgを作り直して見てるんだけど、boot中にpanicが出て、少しずつ修正しながらもうちょいでinitが走り出しそうなとこまで来たとこ。QEMU内でのkernel buildに時間かかってTATが……。

追記:HDL-GTのkernelは2.6.12.6ベースで予想通りOABIを使用、XFSまわりのkernel configは以下の通り。
CONFIG_XFS_FS=y
CONFIG_XFS_RT=y
CONFIG_XFS_QUOTA=y
# CONFIG_XFS_SECURITY is not set
CONFIG_XFS_POSIX_ACL=y

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