2018年3月9日金曜日

MV-1C BIOS交換に挑戦

中国から買ったらBIOSがASIA版だった……と以前お話したMV-1C、その気になったのでBIOS交換に挑戦。


後期の小型基板は、差し替え可能なDIPソケットではなく、SOP40ハンダ付け。写真の中央にあるTOSHIBAのROMがソレです。ハンダ付け得意でもないのに大丈夫なのか……まぁ、CP/Mega作った時にSOPのSRAM配線したしな……と自分に言い聞かせる。

んで、ヒートガンとか持ってないので、元のROMとか気にしないでザクザク足をカットしてしまえば楽ちん……だったのですが、欲を出して工具で足を一つ一つ弾きながらハンダを外していくと……。

じゃじゃーん。なんとランドが4つも剥がれてしまいました(涙。もうね、この時点で駿河屋でMVS基板の値段調べちゃいましたよ。「え、音声出力に不具合あって8,000円ちょい?これステレオ直出しすれば回避できるかな?」みたいな感じで。しかしまぁ、すぐ上に68000が鎮座しているので「こんな状況でも最悪CPUからパッチすりゃなんとかなるんじゃない?練習に良いんじゃないの?」という気分にもなって、もう少し頑張ってみる事に。

まずはランドが剥がれた端子それぞれについて、周辺の配線をカリカリと削り、UEWを無理やりハンダ付け。近くのスルーホールとUEWにテスタをあてて配線できている事を確認。ここまでは良かったんだけど、折り曲げたUEWの方向が気に入らなかったので、ククッと回そうとしたら、ベリベリベリ……っと。信じられないことに基板上の配線が剥がれてしまいました。これにはめちゃくちゃ焦った。7ピンの配線が上側のランドより上の方までめくれ上がってる(汗。上の写真は、仕方ないのでそれっぽい位置に絶縁テープで固定したところ。これで基板の寿命がぐっと縮む気がしたけど、動かないよりはマシ、な心で。リトルライオンハート。もはや、ただ雑なだけ。

でまぁ、一応テスターあててショートとかない事を確認したりはしてみたんだけど。まぁ、絶対動かないよなー、ですよねー、くらいの気持ちでおりました。で、電源オン。

わー、動いてるよ。日本語でタイトル出てるよ……本当かよ、これ。

そんなわけで無事にBIOS載せ替え成功。基板の寿命と引き換えに。いずれお値打ちなタイミングを見つけてもう1機確保せねば。

しかし、ホント眼鏡してると配線見えない。ハンダ付け確認してるとすぐに目が霞んでくる。老眼ですね、そうですねー、と。思いました。

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