コナミのやつ、I2Sでそれっぽく出てきてるけど、僕のDAだと音割れるし、ターゲットのDAだと挙動不審。
— とよしま (@toyoshim) February 5, 2023
んー、フォーマット合わせてるはずなんだけど、何か違うのかねぇ。どうしよ、RasPiあたりがはく、同じフォーマットの波形眺めるか、仕様書読み直すか。
この件について、反省文ですw
もともとやろうとしてたのは、シリアル伝送の18bit PCMデータをI2Sに変換すること。んで、想定してた元PCMの周波数が8MHzのクロックが入ってるので分周して半端なサンプリングレートだろうと思っていた。そうなるとなるべく高い周波数で非同期で変換してやるしかないかな、という事で96kHzのI2Sで読み出すことを考えていた。
この際、ハードで実装するならFF打つ回数を限界まで減らさないと無理だと思っていたので、内部には18bit x 2chの36個のFFを用意して、元の信号で順次更新、I2Sで非同期に読みだし。元信号がMSBから出てくるし、倍速以上で読み出せば誤差はLPF通せばほぼ消えると思ってた。
この時の間違ってた想定は「MSBから更新してけば、どのタイミングで読み出しても更新中の値は更新前と更新後の値の間にあるだろう」で、これは完全な誤り。例えば16bitで考えると、0から-1へ更新が入る時は、MSBが入った瞬間に-32768へ値が飛び、徐々に大きなビットが落ちて-1へ近づく。なので、たまに大きなノイズが入る。
もう1つの誤算は元の信号が半端な周波数ではなかった事。きっちり48kHzで出ていたので96kHzで読み出すと、ノイズの載る位置が固定化されて、クロックドリフトでゆっくりノイズの載るビットがズレていく。これがTweetで見ていた現象でした。
最初はメタステーブルかと思って、入力側のクロックを一桁速い出力側のクロックで取り込んで2段くらいFF打ってから使ってみたんだけど関係なかった。
で、これを真面目に対処しようとすると、18bitのシフトレジスタで更新していって値が確定時に別の18bit FFに取り込み。で、これをI2Sから直接出すと、やっぱり出力中に値が変わっちゃうことがあるので、I2Sもフレームの最初のタイミングで18bit FFに丸々コピーして、そこから読み出し。結局3段のバッファが必要なんですね。ステレオだからバッファだけでFFが108個かな?EPM3064だとFFは64個しか無いので、一気に3倍になったFFを実装するのは無理で、結局2枚のチップに分けて入れました。I2Sの出力に6bitカウンタが必要だし、他にもタイミング作るのにいくつかFFが必要なので、分けてもギリギリでした。はぁ……材料不足つらいですね。
それと、Qiitaに雑なI2Sの理解として軽くメモ書きを残しました。
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