ファンタジーゾーンIIの基板です。久々の登場ですよ。遊べるのは本日の #M2STG弩感謝祭 です! pic.twitter.com/hFzCS7NbOt— M2ShotTriggers (@M2_STG) 2018年11月18日
マザーボードを改造するのはちょっと気がひける……という事でメインボードはいじらず、サブボード側に追加メモリを載せる方法を思いついたので作ってみました。もちろんハードの変更に追従するようソフト側にもバイナリパッチを当てる必要があります。PS2版は今でも持ってますよ、念の為。
既に解析されているSYSTEM16Bの仕様とサブボードのピン配置をテスターで追う気力、さらに回路と機械語の知識があれば思いつくレベルの話ではありますが、詳細は非公開とさせてください。ただ、マッパーの挙動を正しく理解せずに単純にRAM追加したりすると、データバス競合で壊れたりしますよー、とだけは不要なトラブルを避けるために言っておきます。
今まで作った中で一番大きな基板が届いた。週末テストするぞ! pic.twitter.com/40O5EvSJ1Q— とよしま (@toyoshim) February 19, 2019
色々な権利を無視したシルクの入った基板ですが……個人の趣味制作ですのでw
とりあえず火を入れる前に記念撮影。四隅の電解コンとか完全に見栄えのためにやってる(笑) pic.twitter.com/ahFPRXpLwE— とよしま (@toyoshim) February 22, 2019
この手の電解コンデンサとか個人で遊ぶ分にはおおよそ関係ないんですよね、実際問題として。電圧が不安定だったり瞬断したりした際に問題なく動作する事を保証するために載ってるだけのはずです。が、まぁオリジナルのサブボードのデザインに準じて。
システムボードと合体!コネクタサイズ目一杯まで小型化してあったりする。 pic.twitter.com/SvuZcUY82n— とよしま (@toyoshim) February 22, 2019
大きな基板作るとお金かかるので。なるべく小さく作るように心がけましたが、コネクタの位置が決まってるので、これ以上は小さくできない。
とりあえず簡単なテトリスから確認始めたけど、さっそくOBJが変な化け方してる。 pic.twitter.com/GlrIf8qlCN— とよしま (@toyoshim) February 22, 2019
バグってはいるが基本的な部分は動いてるみたいなのでお祝い。問題の追求はまた明日。 pic.twitter.com/lIwNgNQTwr— とよしま (@toyoshim) February 22, 2019
これ、実は凄いポカミスで。BG面用のROMが左上の方にSCR0-2と並んでるんですが、並びが左右逆順だった。シルク文字の入れ間違いです。
明日とか言いながら直ったわー pic.twitter.com/rUCdIH4nn8— とよしま (@toyoshim) February 22, 2019
でまぁ、元々載っていたサブボードがテトリスだったので、まずはテトリスをそのまま置き換えるテスト。CPUも暗号解除機能のついたオリジナルの羊羹CPUなので、単純に配線があってるかの確認がしやすい。容量も小さくバンク切り替えとか使ってないので基本機能のテストとしては適したタイトルだったのです。念の為、ここでCPUを素の68Kに置き換え、ROMも暗号解除した物に差し替え。素の68Kでも動く事は確認しました。
とりあえず目的の一つが動いた。 pic.twitter.com/x2W3285MuX— とよしま (@toyoshim) February 23, 2019
タイルのバンク切り替えは正しく動いた。Z80側のアドレス空間とバンク切り替えの回路は少しバグってたけど修正して正常動作確認。あとは16C改の拡張RAMが動けば良いのだな。— とよしま (@toyoshim) February 23, 2019
という事でファンタジーゾーンのTime Attack Modeです。PS2版からのイメージコンバート。タイルのバンク切り替えも使ってるので、その辺も追加で確認できた。Z80側のバンク切り替えは少し面倒で、元々のサブボードはコードとデータを別ROMで扱ってたりしたんだけど。同時にアクセスする事はないので1つのROMにまとめて、バンドとセグメント合わせて、論理回路で空間を切り替えてます。
ちなみに同時にアクセスされないROMは全部まとめているので、載っている6個のROMは全部同時にアクセスされる可能性のあるROMになっています。SCR0-2とかBG面用で3つとも常時読み出し、他にスプライト用の1枚、残りはZ80と68Kに1つずつですね。拡張RAMは当然68Kのバスを共有してますし、マッパー経由できちんと制御できます。
俺の勝ち!— とよしま (@toyoshim) February 23, 2019
と言う事で16Cタイトルがシステムボード無改造で動きました。ソフト側もいじってますけどね。タイムアタックと2 in 1です。 pic.twitter.com/elCdXSSSfZ
サブボード上のDIPスイッチでゲームを切り替えられる。タイトル増やすのは簡単だけど、別にそれが目的ではないので。
サウンドがたまに固まるバグがあったので修正、確認。サンプリング側のバンクにコードが巻き込まれてた(汗) pic.twitter.com/swFawsP0kX— とよしま (@toyoshim) February 23, 2019
Z80側は回路追いきれてなくて、やや手探りだったんです。あと、Time Attack Modeは本来171-5704タイプのサブボードを想定しているので、この拡張RAM付きのサブボードで動かすために本来不要なパッチを当ててます。
旧セガ端子からJAMMAに変換するボードも一緒に作ったよん。こっちはまぁ希望あれば配っても平気な気がする(ロゴがあれだけど)。
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