2018年5月3日木曜日

ジャンク遊び - naomi編

ジャンクでDIMMボードとnaomi2を入手したので少しメモ。

DIMMボード

ERROR 22が出るというボードを入手。元々PC133 256MBが1枚載ったDIMMボードを持っていたので、故障ボードからDIMMだけ抜いて2枚刺しで512MBに……と思っていたんだけど、ばらしてみたらPC100 128MB x2だったので野望はついえた(笑)。ただ、バッテリーは生きてたので今まで使ってた方に移植。

あと、実際に我が家のnaomiで起動した際にはそもそもボードを刺すと本体が起動しなくなる、という症状でした。これ、実は単純にコネクタの接触不良って事が多いみたいで、今回もばらしてみたら内部の2層基板を繋いでるコネクタが抜けかかっており、そこを刺し直したら普通に認識されました。

naomi2

いわゆる動作未確認ジャンク。ジャンクを買ったら動作しなかったので転売します、の意味のヤフオクスラングだと思ってる。

今回のnaomi2も試したら画面信号も確認できず真っ暗のまま。さっそく分解してみたら……
バックパネルのコネクタ周辺になんか焦げてるパタンが……。反対側のコネクタのハンダ面を見たら、足が曲がって隣のピンと接触すれすれになってた。おそらく最初に手放したオーナーがショートさせたんだろうな。曲がってた足はペンチで治して調査続行。焦げてるパタンの前後をテスターで調べてみたら、やっぱり断線。接続先はVGAコネクタのGND。そりゃ何も表示されないわな。という事で「安心しろ、傷は浅い」と周辺にたくさんあるGNDピンと接続。幸いにしてバックパネルは初代naomiと共通のようだったので、初代もばらして修理したバックパネルが動作する事は確認できました。

で、これで治れば御の字だったんですが、そうは問屋が降ろさず……。結局またもやチップの接触不良。ファンの載ってないヒートシンクだけの石が2つあるんですが、それを押さえてると綺麗に起動してくれる。ちょっと力加減が悪いと画面にクロスハッチ状のマスクがかかったり、スローモーションになったり、とイマイチご機嫌ななめ。力で基板が歪む事もあり、実際にどのチップのどのあたりの足に問題があるのかまでは特定困難でした。しかもBGAなんですよね……素人がリワークやったところで不具合再発は時間の問題。わざわざ修理する価値があるかは微妙なところですね。

まぁ、naomi2が動いても追加で遊べるのバーチャ4くらいだし。どちらかと言えばDIMMボードと色が揃ったケースが欲しかっただけって感じでもあるので。まぁ、いいかなー、とか。

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