MZ-1500のメンテとQuick Disk関係で少し手を動かしたのでメモを残します。
入手したまましばらく寝てたMZ-1500の動作確認をしたところ、想定通りQDが動作しません。ファミコンのディスクシステム同様にゴムの劣化だろうと思い情報を探したら、ありがたい先人のページ(MZ-1500 QDドライブのベルト交換)を見つけ、その情報に従ってゴム交換をしたところ、無事動作するようになりました。
確認できてなかった1500の確認した。
— とよしま (@toyoshim) February 14, 2024
QDは予想通りゴムの死んでそうな音がしたので、バラして確認したら融解して辛うじて形状を維持してるようなドロドロの状態(笑)ピンセットでなるべく崩さないよう取り外したけど、一部はタール状になって付着、IPAと綿棒でも綺麗にはしきれなかった。
で、無事に動作したのでした。紹介されてる通り、千石で「φ40×1.2T ゴムベルト(角)」を入手してます。
ゴム届いたので交換。最初はエラーしてたけど、回転がこなれて来たらバッチリ動作してるようです。 https://t.co/994KxD0s4N pic.twitter.com/JRTJ4qBjIP
— とよしま (@toyoshim) February 16, 2024
で、あとはメディアなんですが、最初の投稿で、ファミコンのディスクを改造して使えないかなーって書いてたら「できますよ」ってコメントがあって。ディスクケースのサイズが違う事だけが問題らしいので自作する事に。
そう言えばーって試してみた。
— とよしま (@toyoshim) March 5, 2024
あれ?起動メニューでフォーマット選べないんだっけ?って、なったけどモニタから無事にフォーマット確認できた。
モニタコマンド知らなかったけど勘良すぎない?(笑) https://t.co/Cr7NN4qyrd pic.twitter.com/RMtJHVf1yZ
初回はこんな感じ。その後、ラベルの凹凸が逆だったのを直したり、不織布を安全に貼るために少し内部形状を変えたりってのを作って、しばらく寝かせてました。
んで、この新しいケースを使ってロポコ用のメディアを作ることにしたのが本日。いや、本当はそこまで気力なくて700取り出して動作確認だけと思ってたんだけど、ロポコ良い感じなのとQD対応してるようだったので、この際いっきにQD周りの知識を仕入れちゃおうという気力が湧いて。マニュアルとか持ってなかったのでモニタコマンドは当てずっぽうだったんですが、QXってコマンドを教えてもらえて。これ使うとテープ用のデータをそのままQDに保存できるんですね。で、最初に保存されてるやつが起動時に自動実行されるらしい。
ロポコに関しては容量的には1枚に入るんだけど、動作させるのにはテープと同じ構成で2枚に分ける必要があるっぽい。シナリオディスク読む時に先頭に保存されていないと駄目なのかな?あとセーブする時にうっかり既存の名前いれるとエラーして無限ループに入るのがちょっと危険w(→なんとアップデートでエラー時に回転止まるように修正されました。boothにてv1.2.1で修正されてます。感謝!!)
ファミコンのディスクを自作ケースに入れたやつで、まずはBoomBox動きました♪ pic.twitter.com/x89jmC4JhL
— とよしま (@toyoshim) April 21, 2024
で、ある程度の確認がとれたので、このケースのデータはここに公開しちゃいます。このデータでJLCPCBで作ってもらいました。細いところもあって「このまま作ると破損するかもしれないけど良い?」みたいな事を聞かれるかもしれないので、その時は「自己責任」でOKした上で依頼してみてください。何個か割れかけたのが混ざってるかな?くらいで仕上がるとは思います。片面のデータなので、ペアにして1枚のケースを構成します。
2024/9/23追記:選ぶ材質によっては湾曲して実用にならないようです。自分もベストな選択をしているわけではないですが、SLA(Resin)-Black Reginで実用に耐える成形ができています。
実際に作る際の手順も少し書き残しときます。
まずはディスクの分解。この書き込み禁止のところが一番攻めやすい気がします。ピンセットでうまく引っ掛けて、テコの原理でミシミシっとやると良いです。磁性面が見えてる窓とかもやりやすいとは思うんですが、磁性面をに傷をつけたらアウトなので、四つ角から攻めるのが良いです。それかNintendoロゴの粉砕。あの部分もガワだけ……だけど硬いし非推奨。破片で磁性面を傷つけるリスクもありますし。
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