巷でみる方法では、同サイズの基板を作り周辺にスルーホールをはみ出す形で配置、スルーホールを二分する形で基板をカットする事で足の代わりするのが一般的でしょうか。より小さい表面実装部品で代用できる場合にはこの手の基板を作るのも手です。特定のハード限定の改造などではCPUの上からソケットを被せて信号を引き出す荒業とかもみかけるけど……汎用性はいまいち。追加のパッチワークが必要な事も多いです。
で、思いついた方法があったので試してみました、という記事。
作った基板はこんな感じ。2.54mmピッチを入れ子にしたようなホールを打ってあるのですが、ここに写真のタイプのL字型ピンヘッダを使います。
こんな形で入れ子にして二列ずつ。外に向けて出して……
最後に足の長さを揃える。これで1.27mmピッチの足のできあがり。あとは表側にDIPソケットを実装して、裏に出たこの足を基板にハンダ付け。
この1.27mmピッチの部分に載せます。ハンダ面は基板の影に隠れるのでやや作業難易度が高い。最低限、となりのピンとショートしてない事は電源投入前にテスターで確認したい。
で、こんな感じ。がっつりハンダ付けされるので安定性は抜群。問題があるならば、影に入ってしまう部分の修理がしづらくなる事と、高密度な部分だと連続して何枚も置き換えるのが難しい事。でもまぁ、追加の選択肢としてもっていると安心。
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