楽譜を書かせるソフトは色々あるけど、綺麗に表示させようとすると物凄く面倒。DTMソフトにも曲データをそのまま譜面で表示する機能はあるけど、表示を気にしだすと曲を作ってるんだが楽譜を作ってるんだか、わからなくなりがち。
ってことで、CUI慣れしている私にお似合いなツールがこれ、LilyPond。要するに楽譜入力のためのTeXフロントエンドだと思って間違いない。MMLライクに音符を入力していき、
% lilypond lovelymagic.ly
などとコマンドを叩くと、lovelymagic.psとlovelymagic.pdfを吐き出してくれる。MML慣れしている自分にとっては、とっても便利。難点を列挙すると、
- 繰り返しを綺麗に書こうとすると構造的に書く必要があり直感的ではなくなる(TeXで数式を書く時の感覚に近い)
- オクターブの考え方がいわゆるMMLの系譜とは違って、常に直前の音から4度以内が「オクターブ指定なしの音程」となる。例えばMML的な「a<c」は単純に「ac」でok。逆にMML的な「gc」は「gc'」と書く必要がある。
T'SoundSystemにもコンパイラから.lyを吐き出して、LilyPond経由で楽譜PDFを生成する機能を付けよっかなぁ。
2 件のコメント:
サンプルとして上がっている曲に
ついては、これは突っ込むべきなのですかね?
突っ込んでから聞いてはいけませんw
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